2018年
4月
17日
火
「道(タオ)」っていうのは
萬物を生み出す働きのこと。
この生み出された萬物を
動かす力を「徳(テー)と呼ぶ。
道(タオ)が生んだものを
徳(テー)が養う。
養い育てて、形をつくり
存在する場を与える。
だから萬物はみんな
道(タオ)を尊び
徳(テー)を大切にするべき。
萬物が
道(タオ)や徳(テー)を尊敬するのは、それが
無理に押し付けられたものじゃないから。
自然に生まれて、
その本来の力を受け付けられたから。
道(タオ)と徳(テー)は、
法律や社会道徳じゃなく
ものの内にある力。
だから道(タオ)とは
すべてを生みだし、養い、育てて
成熟させ、そして・・・・・・・
その果実が地におちたら埋めてやる。
生み出したから、
自分のものにしないし
大変な働きをしたからって
威張らない。
成功して人々の頭に立ったからって
支配して操ったりしない。
だから・・・・・
こういう道(タオ)の働きを
玄徳、神秘のパワーと人は言う(笑)
2018年
4月
16日
月
人は生まれて、生き、死んで、去ってゆく。
三十の年までは若くて
命の仲間。
六十を過ぎてっからの30年は
こわばって老いてゆく。
この二つの三十の間の
壮年期の三十年は
しきりに動きまわり
どんどん固いものに近づいてゆく期間。
どうしてこんなサイクルになるかって考えた事ある?
それは、ひとが生きるための競争に
こだわりすぎるから・・・・・・・・
聞いたことがある。
生と死とは同じサイクルの中にある。
それを知って、
命をそっと大切にする人は
旅をしてもけっして
猛獣のいるところへは行かない。
軍隊に入れられても
武器をとる役には廻らない。
だから、その人の人生は
虎の爪や犀の角にでくわさないし
狂暴な人物の刃にもかかわらない。
それというのも
生をとても大事にしているから。
自分の命を大切にして生きる限り
死はつけいるすきがない。
2018年
4月
15日
日
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13日
金