タオは天と地の生まれる前からある。
その状態は・・・・
あるゆるものの混ざりあった混沌とした世界。
そこは、本当の孤独と静寂に包まれている永遠不滅の世界。
すべてが混ざり合って変化し続ける。
生命が存在する前の時代。
それが「大いなるもの」。
大自然の母とも言える存在。
これがタオの偉大である。
この偉大さを受け継いだのが『天』であり、
それを受け継いだのが『地』の偉大さなのだ。
その大地にいる人間だって
タオにつながる時は偉大である。
だって、その人は
大地に従って生きているから・・・・・
大地は天に従っている。
天は道(タオ)に従っている。
道(タオ)はそれ自体、自ら動き、大いなる自然である。
そして、その「大いなるもの」は戻ってくるのです。