天」は自然環境、「人」は人体の事。
「天人相応」とは人が自然環境や気象の変化と密接かつ不可分の関係があることで、
自然界のあらゆる変化は直接的、間接的に人体に影響を与える。
※この考えは気学の「天人合一」の「人が本当の幸せ」を感じる時(運気)
で教える。
人は自分が元気を維持していると思うが本当は違う。
知らないところで自然に感情(身体と精神)はコントロール
されている。
その事を知って生きることが幸せだという考え方。
私が一番気学で好きなところ・・・・・
春に寒く冬に暖かい、長いこと雨が降らない、長雨が多すぎるなど、
自然や地域の変化は直接人体に影響を及ぼすので、それらの変化に適応してこそ、
人は無病息災でいられる。
古代人は陰陽消長の道理で自然環境や気候の変化を表し、説明するとともに・・・・・
陰陽と四時(四季)の変化に従うべきであると指摘している。
◆人体の病理の変化
人体の内外、表裏、上下各部における、物質と物質、功能と功能、
功能と物質と間で陰陽の相対的な協調を保ってこそ、正常な生理活動を維持できる。
これが健康の基礎である。
疾病の発生と進行は、陰陽の失調によるという考え方は、太陽と月の関係のでも表される。
陰陽は持ちつ持たれつの関係であり、たがいに制約、消長しあう。
それゆえ、陰陽の失調は陰陽の偏盛や偏衰をもたらし疾病を生じる。
元気な「正気」と病の元の「邪気」の関係。
疾病の発生と進行は、精気と邪気の両方にかかわる。
途中ですが・・・・明日に続く♪
この天人相応の考え方が養生法の要となる。