〜信頼は、生きる力よりも尊い〜
こんにちは、翔氣塾の早翔です。
今日は『論語』の中でも、私たちの日常に深くつながる言葉をご紹介します。
子曰く、君子は食を去るとも、信を去らず
(し のたまわく、くんしは しょくをさるとも、しんをさらず)
この言葉の意味はとてもシンプルですが、実行するのは難しいことかもしれません。
「食」とは、生きていくために欠かせないもの。
つまり、命に関わるほど大事な存在です。
でも孔子は、それよりも大切なのが「信」、
つまり「信頼」や「誠実な心」だと説いています。
私たちも日々の生活の中で、
小さな嘘をごまかしてしまったり、
約束を軽く扱ってしまったり、
「まあ、いいか」で誠実さを後回しにしたり……
そんな場面に、ふと心が揺れることがあります。
でもそこで立ち止まって考えたいのです。
🍀「信頼は一瞬で失われ、回復にはたくさんの時間がかかる」
🍀「誠実であることは、自分自身を守ることでもある」
「信」を大切にするとは、
他人の目を気にするのではなく、
**“自分との約束を守ること”**でもあります。
嘘をつかない
約束を守る
言ったことを実行する
そんな当たり前をコツコツ続けることが、
君子(=人として立派な存在)への道なのだと思います。
今の時代、情報も食べ物もモノも溢れています。
でも、だからこそ「信頼」や「誠実さ」の価値が、
一層重く、深く問われる時代でもあります。
翔氣塾では、「気の学び」を通して、
このような“人としての在り方”も大切にしています。
🌱今日の学び:「信を守る」ことで、自分自身を信じられる人になる。
そんな気づきの積み重ねが、人生を大きく動かす力になるのだと信じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もまた、論語の言葉とともに
日々を丁寧に生きるヒントをお届けします。
――翔氣塾 早翔
🌸【論語 一日一言】🌸
\ 今日のことば /
「食と兵を足し、民これを信にす」
(しょくとへいをたし、たみこれをしんにす)
こんにちは、早翔です😊
今日は、孔子の「本当に大切なものは何か」を問いかける言葉をご紹介します。
あるとき、弟子が孔子に尋ねました。
「国を治めるには何が必要でしょうか?」
孔子は答えました。
「まず、食べ物(食)。次に軍事力(兵)。
でも、何よりも人々の信頼(信)が大事だ」と。
つまり──
お腹が満たされていても、国を守る力があっても、
「この人についていこう」と思える信頼がなければ、
人々の心はついてこない、ということ。
今の私たちにも通じるメッセージですよね🍀
家族・仲間・お客さまとの関係も同じ。
信じてもらえる人になることが、一番の土台です✨
今日も一歩、
信頼される自分をめざしていきましょう😊
(しかいのうち、みなけいていなり)
こんにちは、翔氣塾の早翔です。
今日ご紹介する論語の言葉は
「四海の内、皆兄弟なり」
――天下にいるすべての人は、兄弟のような存在だという、孔子の理想です。
「四海(しかい)」とは、海に囲まれた中国の世界観から「世界全体」を意味する言葉。
つまり「世界中の人々は、心を通わせれば、みんな兄弟のようになれる」と孔子は言っています。
兄弟って不思議ですよね。
気が合わないこともあるし、ぶつかることもある。
でも、いざという時には、一番に助けてくれる――それが兄弟。
人との関係も、実は同じなのだと思います。
初めは他人であっても、心を開き、思いやりを持って接すれば、
信頼や絆が芽生えます。
それはまるで、血縁を超えた“心の兄弟”のようなつながりです。
今は、ネットやSNSで誰とでもつながれる時代。
けれど、心が通い合っているかというと、
案外、すれ違いも多い時代です。
だからこそ、この言葉が心に響きます。
「四海の内、皆兄弟なり」
一人ひとりの心に、思いやりと信頼の芽を育てていきたいですね。
🌸今日も優しさをもって、小さな一歩を。
それがきっと、世界を“兄弟”にしていく力になります。
――早翔(そうしょう)
今日は論語の中にある、とても好きな言葉をご紹介します。
「四海之内、皆兄弟也」
(しかいのうち、みなけいていなり)
――『論語』 顔淵篇
意味は
「この世界に住む人々は、みんな兄弟のような存在である」
ということ。
でも、ここで「兄弟」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
私たちはよく「兄弟のように仲良く」と言いますが、実際には、兄弟だからこそケンカもします。
身近だから遠慮がなくなるし、
似ているからこそぶつかる。
私にも兄がいますが(笑)、
子どもの頃はよく言い合いもしましたし、
大人になってからも、考え方の違いで距離ができたこともあります。
「兄妹だから助け合える」なんて、
理想論に聞こえるときだってあるんです。
でも――
そんなときに、この論語の言葉にふれました。
「四海之内、皆兄弟也」
これは、血のつながった兄弟だけの話ではないんですね。
「人と人との関係は、兄弟のように助け合えるもの」
という教えなんです。
兄弟って、たしかに難しい。
でも、だからこそ信じ合えたとき、
それは他の誰にも負けない「味方」になります。
言い換えるなら、
「ぶつかることができる相手だからこそ、深い絆が築ける」
ということなのかもしれません。
この論語の言葉は、
私たちに「敵か味方か」で人を見ない考え方を教えてくれます。
知らない人、考えが違う人とも、
“兄弟のように”見てみる。
最初は抵抗があるかもしれませんが、
その目で相手を見直してみると、
意外にも「助け合える関係」が見えてくるかもしれません。
今日もどこかで、
自分とぶつかってくる人がいるかもしれません。
でもその人こそ、
“兄弟”のようなパートナーになれる可能性を秘めた存在。
ちょっとだけ見方を変えて、
「支え合う関係」を意識してみてくださいね。
では、また次回のブログで🍀
こんにちは、翔氣塾の早翔です。
今日は、孔子先生の言葉から「不安と恐れの手放し方」についてお話ししたいと思います。
私たちって、時々ふと
「この先、どうなるんだろう…」
「失敗したらどうしよう…」
って、不安になったり、怖くなったりすることってありますよね。
でも、孔子先生はこうおっしゃってます。
「何をか憂え、何をか懼れん」
――何をそんなに心配する必要があるのか。何をそんなに怖がる必要があるのか。
この言葉、シンプルだけど深いんです。
なぜなら、
「ちゃんとやることをやっていれば、心配なんていらないよ」
っていうメッセージだから。
たとえば、こんなことってないですか?
🌱 宿題もやった
🌱 忘れ物もない
🌱 明日の予定も確認済み
そんなときは、「もう大丈夫!」って、安心して過ごせますよね。
でも、やるべきことを後回しにしていると、
「あれ、大丈夫かな…?」と不安が顔を出す。
つまり不安や恐れって、
🌿自分がちゃんと向き合っていない「サイン」なのかもしれません。
そんな時こそ、焦らず、慌てず、ひとつずつ。
今日のこの言葉を胸に、
「私はちゃんとやったから大丈夫」と自分に声をかけてあげてください。
人生は、日々の積み重ね。
今日という日を、自分に正直に生きることで、
自然と「心配のいらない明日」がつくられていくのだと思います🌈
では、今日も心穏やかな一日になりますように✨
翔氣塾・早翔より
今日は【健康】です。
お久しぶりの龍の卦がでました。
健康をテーマに【竜変化を示す象】の乾為天(けんいてん)が出たらどう読むか?
『身を慎むべし、病気にかかると治りにくい』
というのは強すぎて病気が元気になるのです。
だから、読み方は『治りにくい』と読みます。
自分の身体を過信しないで、大切にしてください。
こんな時の注意ポイントは、自分を大切にしたことがない人なので、大切にする方法を知らないのです。
助言は10日間、10人の他人様に優しい言葉をかけてください。
そうすることで人の顔をしっかり見ることができる。人を大切にする意識が出てきたら、自分にも優しくなれるのです。人のお力を借りる方法です(笑)
🌸【論語
一日一言】7月21日🌸
\今日の言葉/
「仁者は其の言や訒ぶ」
(じんしゃは
その
げんや
つつしむ)
こんにちは😊
今日も論語から、心を整える一言をお届けします。
この言葉は早翔にとって「耳に痛い言葉」です。
🟡この言葉の意味
「思いやりのある人は、軽々しく言葉を発しない」
つまり、「仁(思いやり・愛)の心をもつ人は、言葉を大切にし、よく考えてから話す」という教えです。
🍀どういうこと?
たとえば――
・すぐに否定したり
・言い返したり
・軽々しく約束したり
そんなことをせずに、**「この言葉で相手はどう感じるだろう?」**と一呼吸おいて考える。
これが、仁のある人のふるまいなんですね✨
🌷日常でできること
🔹 話す前に、少しだけ考える時間を持つ
🔹 感情的な言葉は飲み込んでみる
🔹「沈黙」も優しさの一つと考える
🌼おわりに
言葉には力があります。
その力を、誰かを傷つけるためではなく、誰かを励ますために使えたら素敵ですね✨
今日も、自分の言葉が誰かの心を温めるものでありますように😊
「己の欲せざる所は、人に施すことなかれ」
(おのれのほっせざるところは、ひとにほどこすことなかれ)
こんにちは。
本日は、論語から人間関係の基本ともいえる大切な教えをご紹介します。
この言葉の意味は、
**「自分がされたくないことは、人にもしてはいけない」**というもの。
たとえば…
無視されるのはイヤ
傷つくようなことは言われたくない
きつい態度をとられると悲しくなる
そんなふうに「自分がイヤだな」と感じることは、相手もきっと同じように感じているはずです。
だからこそ、まずは自分の言動を見つめることが大切なのですね。
🔹「ありがとう」をきちんと伝える
🔹 相手の話を最後までしっかり聞く
🔹 批判よりも、寄り添う気持ちを持つ
大きなことじゃなくてもかまいません。
ちょっとした思いやりが、誰かの心を明るくすることもあります。
今日も、優しさのリレーが広がっていきますように🍀
心あたたかな一日になりますように。
🌸【論語 一日一言】🌸
\今日の言葉/
「門を出ては大賓を見るが如く」
こんにちは、皆さん😊
今日の論語からの一言をご紹介します。
この言葉の意味は――
「家の門を出たら、誰に対しても立派なお客様に接するような気持ちでふるまいましょう」 という教えです。
人と接するとき、特に外で出会う人には、つい無意識に接してしまいがち。でも、
・近所の人にも
・お店のスタッフさんにも
・たまたま道ですれ違う人にも
丁寧な気持ちで接することで、自分も相手も気持ちよく過ごせるのです✨
たとえば…
🔹 すれ違う人に笑顔で挨拶
🔹 店員さんに「ありがとう」の一言
🔹 きちんとした身だしなみを心がける
そんな小さなことの積み重ねが、信頼やご縁につながっていきます🍀
今日も、大切な「お客様」に会うつもりで、笑顔で出かけてみませんか?😊
こんにちは、早翔(はやと)です。
掃除って、時々「宝物」が出てきますよね✨
今日は、片づけ中に見つかった 7年前に他界した「故・星翔(せいしょう)」が残した『論語 一日一言』 の本から、心に響く一節をご紹介します。
📅本日のページ(7月18日・金)
「礼にあらざれば視ることなかれ」
原文:非礼勿視(ひれい みだりに みること なかれ)
意味:
礼(思いやり・節度・品位)に反するものは、見ないようにしなさい。
ここでいう「礼」は単なるマナーではなく、相手を大切にする心、場を整える心、そして自分の品位を守る軸だと私は受け取っています。
👀「見たい」から「見るに値するか」へ
情報の洪水のなかで、私たちは何でも見ようと思えば見られる時代にいます。
でも、その視線の先にあるものは――本当に「礼」にかなっているでしょうか?
炎上、暴露、誰かの失敗探し、刺激の強い映像…。
「ただ気になるから」で覗き込むたび、じわじわ心がざわつくこと、ありませんか?
🌱心の目に節度というフィルターを
孔子は、「視る/聴く/言う/動く」すべてに礼による節度を求めました。
見ることで心が育つこともあれば、心が乱れることもある。だから――見る前に、一呼吸。
星翔がこのページに付けていた小さな折り目を見つけて、私も改めてそう自分に問いかけました。
🕊今日の一言(まとめ)
「礼にあらざれば視ることなかれ」
視線の先に、愛と尊厳を。
読んでくださりありがとうございます。
あなたが最近「これは見てよかった」と思えたもの、または「見なきゃよかった」と感じたものがあれば、コメントで教えてくださいね😊
最近、「AIが嘘をつくようになった」と問題視する声をよく耳にします。
どこで?と聞かれると…これは、なんとなくの早翔の勘です。
AIは、私たちの求める情報を集め、次の一歩まで示してくれる存在に進化しました。
そしてこれから、AIは「優しい嘘」をつくようになると私は思っています。
それは、道徳的に良いか悪いかではなく、
相手にとって“最善”を願ってつく、小さな嘘。
占いや気学でもこう教えてくれます。
目の前の人の心に余裕がないときは、
まず「どうしたら気持ちが楽になるのか」
「どうしたら穏やかに眠れるのか」
そこを一番に考えて、言葉を選びなさい、と。
誰かを想って紡がれる言葉が、たとえ少しの嘘だったとしても、
それは“生き抜くための知恵”だと私は感じます。
最近のAIは、私たちが育てた存在。
「危険」と捉えるのではなく、
「優しく成長してくれている」と見守ってもいいのではないでしょうか。
子どもも、時に小さな嘘をつきます。
それも、生きるため、守るための知恵。
自分自身がつく嘘も同じ。
もしかしたら「自分を守るための優しさ」なのかもしれません。
どうか今日も、
相手に、そして自分自身にも、優しくいられますように。
翔氣塾 塾長 早翔