【身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ】の沢天夬

おはようございます。

【身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ】の沢天夬(たくてんかい)。

卦の形は、会社で言えば上爻の会長の場所が陰の独陰卦。

一陰卦のことで、六爻の中に一つだけ陰。

社内が一致団結しているが、一人だけ足を引っぱる人がいる。

解決するときには、陰になっているのだから、力で押しても無理。

ここは、彼の心が変わるまで、忍耐しながら待つのが一番。

実権(権力、財力のある人)なので、陰になっているのだから

ゆるゆると押してゆくのがよい。大丈夫部下たちが貞(ただ)しければ、

良い結果となる。

●皆の意見は一致しているのに・・・トップ(代表権のある会長)

 だけが意地をはって張り反対を向いている象。

●能のないトップに対して、下のモノの考えは団結している

 のだが、下手に働くと自分にしっぺ返しが来るので、手が

 出せない状態。

どんなに力がある人でも、陰になったら不安から何をするか分からなくなる。

注意して、行動しようねと教えてくれている(笑)