面白いね。
タオの人って現代社会では「役立たない」脱落者に思えてしまう。
心を空にする人は、決まった意見はもたいない。
・・・・・・自分の意見を持たないとは「考えない人」=「できの悪い人」
そんな人がリーダーになると、
人々の考え方や感じ方に
どのようにも応じられる
・・・・・指針をもっていない「とんでもないリーダー」=「不要なリーダー」
そんなタオの人はいう。
「おれは善いものは、善しとするさ・・・・そして、悪いものも善しとする」
・・・・・・意味分からない、善悪は決まっている事なのに?
ところがこの優柔不断とも思える考え方が「タオの本当の<善さ>」だという。
そして、タオの人は「おれは正直者を信用する。しかし、不正直ものも信用する」
「だって、それがタオの本当の<信じ方>だからさ」
こういうタオの人は、
世の中にいても
囚われないでいる。
心は、誰に対しても自由でいられる。
人々はみんな口や耳や眼を働かせ
あれこれ言ったり見張ったりする。
タオの人は幼い子のように・・・・微笑んでいる(笑)
面白い事を老子さんは言うものです・・・・でも、分かるような気がする。