道(タオ)の働きは・・・・名づけようもないもの。
なぜなら、これが永遠のエナジーだから。
タオにつながる人の心を例えれば
木なら「伐り出された」ばかりの木。
これから何にでも応じられる。
一本化した心の状態。
もし、こんなリーダーが・・・・こんな心の状態なら・・・・
部下は喜んで従うだろう。
誰かれの選り好みはなく、
天と地が一緒になって、やわらかく幸せな雨を降らせるだろう。
なのに・・・・人間は、タオの無名の領域だから
名を取り出して使いはじめた。
あらゆるものを
細かく分割し名をつけだし、使いはじめた。
だから、危ない事になってきた。
あくせくする人は、
どうか知ってほしい。
止まるところを知ったら
危険はない。
自分がかつて、伐り出された木であったことを
思い起こし、そこへ帰ってほしい。
別のたとえなら・・・・・
はじめの自分は、谷川の小さな流れだった。
そして、その流れはゆったりと
海に至る・・・・・貴方を運びつつ。