タオの第十四章 形のない形だけの在るところ

この章を読んだとき・・・・・本当に面白いと思った。

 

五感で確かめられないものこそ「本当の実在」。

 

①小さすぎるものは、見ようとしても見えない・・・・・

②幽(かす)かな音は、聞こうとしても聞こえない・・・

③滑(なめ)らかすぎる表面は、触っても感じない・・・

 

この三つは五感では確かめられない。
 ※視・聴・嗅(きゅう)・味・触の五つ。

 

三つ微の極みだから、お互いに融け合うことができる。

 そして・・・・・一つになり空間となる。

 

それは無か空(くう)に見えるが、充実している。

 これが実在といえる。

 

実在はかぎりなく昇っても、ただ明るくない。

かぎりなく下っても、ただ暗くない。

すべてが絶え間なく連続し、変化し、動いている。

 そして、あの名のない領域に戻る(笑)

 

この動きは太古の太古から伝わってきている。

人間って不思議な生き物なんですね(笑)