この章を読んだとき・・・・・本当に面白いと思った。
五感で確かめられないものこそ「本当の実在」。
①小さすぎるものは、見ようとしても見えない・・・・・
②幽(かす)かな音は、聞こうとしても聞こえない・・・
③滑(なめ)らかすぎる表面は、触っても感じない・・・
この三つは五感では確かめられない。
※視・聴・嗅(きゅう)・味・触の五つ。
三つ微の極みだから、お互いに融け合うことができる。
そして・・・・・一つになり空間となる。
それは無か空(くう)に見えるが、充実している。
これが実在といえる。
実在はかぎりなく昇っても、ただ明るくない。
かぎりなく下っても、ただ暗くない。
すべてが絶え間なく連続し、変化し、動いている。
そして、あの名のない領域に戻る(笑)
この動きは太古の太古から伝わってきている。
人間って不思議な生き物なんですね(笑)