私たちの頭の中は【欲】ばかり・・・・・・
仏教ではこれを煩悩(ぼんのう)という。
欲の入っている場所は「人の心の貴重な虚(きょ)のスペース」という。
この大切なスペースに、いろんな色が射し込む。
強烈な五彩の色に目を奪われると・・・・
色と色の調和なんて見えなくなる。
五線符の音みんなに耳を向けたら
その間にある音の調和なんて聞き取れない。
酸・苦・甘・辛・塩の五味をいちどに
味わったら・・・・・舌は痺れてしまう(笑)
昔は狩に、いまはスポーツに
人々は夢中になる。
その様子は発狂している者のように。
金儲けにだけ心を向ける人は
銀行の窓口のようなもの。
金の出し入れのほか何も楽しまない。
タオの働きにつながる人は・・・・・
目の欲に随わないで、
腹の足しになるものを取る。
頭の欲ばかりに駆られないで
身体の養分になるものを取る。
私たちの心の内には
虚(きょ)のエナジー・ボックスがある。
このことを気付いてくれれば、欲に取り付かれた時
そこから離れる知恵が出てくる。
面白いね♪