タオの第五章 巨大なふいご

名も無い領域から生まれた天と地。

 

それは全てのものを公平に扱う。

 

人間だけを特別に扱わない。

 

こんなところが東洋思想の好きなところ。

 

特別なんだと思いたがる私たちは・・・・

 

特別という存在だから、生きていれると思える。

 

たしかに、心が病んだときには「特別」が大切で、強力な薬となるが・・・・

 

いつも、特別ではいけない。

 

人でも、犬でも、めだかでも・・・・生かしもすれば、殺しもする。

 

タオは天地の働きは

 巨大な「ふいご」みたいなものと例える。

 

ふいご【韛】とは?

 手で押し(足で踏み)箱の中のピストンを動かして風を送る、簡単な送風機。普通は火おこし用。

日本刀とか鉄を作る時に、火に酸素を送って強い火をつくる道具の事。

 

ふいごって、中は空っぽでも、動き出したら数かぎりなく生み出す。

 

そして、尽きることがない。

 

だからさ・・・・人だって、ただ喋っても限りないと知って

 黙って虚(きょ)の中心を大切にしたほうが良い(笑)

 

なんか・・・・・話が大きすぎて・・・・わかるような・・・・・・説明できないような・・・・・面白さ♪