タオの第75章 いま生きている命こそ貴い

これから言うのは、

 政治の話と取っていいが

 しかし、人間の身体にも

 よく当てはまること。

 

政治のリーダーとも人間の頭脳とも

 とっていいのだが、とにかく

 「頭」が、

 身体から、

 やたらに税金を取り立てると

 ボディは飢えはじめる。

 

ボディのほうでは、

 どうにもできない。

 

頭があれこれの欲望に駆られて

 ボディを、

 やたらこち使うと、

 ボディはもう心でも構わないと思うようになる。

 

とにかく頭が快楽や野心に熱中すると、

 ボディは、

 死にたくなる。

 

こうなる前に

 ボディを守ってやらないといけないんだ。

 

どうしたらいいかって?

 

内なる命以外の価値のために

 人生を

 あんまり犠牲にしないこと。

 なんといっても

 いま生きている命こそ

 貴いのだから。

 

政治のリーダーもまずこれを、

 第一に考えるべきなのだ。