政治権力や権威をおそれなくなったとき、
その人のなかに
もっと大きな権威が宿るようになる。
そうなると
自分の居るところが狭いなんて
感じなくなる。どこだろうと、
自分の生まれたところを
厭(いや)だなんて思わなくなる。
だって、どこに居ようと
君は恐れないから自由になったからだ。
だから、かえって
何事も厭がらなくなる。
じっさい、
道(タオ)につながる人は、
いま在る自分を良く知っていて、
いろんな権威にぺこぺこしないのさ。
自分を深く愛していて
無理にお偉方(えらがた)と肩を並べないのさ。
その人は、
どっちの権威を取るか
よく心得てるってわけだ。
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