タオの第48章 存在の内なるリズムに任す

誰だって始めは

 知識や礼儀作法を取り入れるさ

 利益になるからね。

 

けれども、それからは

 タオにつながる人は、

 蓄えたものを、

 忘れていくんだ・・・・・いわば損をしてゆく。

 

どんどん損をしていって、しまいに

 空っぽ状態になった時、その人は

 内なる自由を獲得する。

 

それを無為(むい)と言う。

 

無為とは知識を体内で消化した人が

 何に対しても応じられるベストな状態のこと、

 後は存在の内なるリズムに任せて

 黙ってみている事をいう。

 

本当に大きな仕事をする者は、

 こういう姿勢でいる・・・・・・それができずに

 まあ、

 天下を取る器じゃないのさ♪