大なる道(タオ)の働きは
水とよく似ている。
水は溢れ出て、左へゆき、右へゆく。
その流れによって
千万の生き物は生まれ、
育ってゆくんだが、
水は、自分の力を自慢しない。
タオの働きはそれなんだ。
すべてのものを養い育てるけど
自分はその親だなんていわない。
何かに成功したって
おれが為(し)たんだなんて名乗らない。
そんな欲なんか持たないから、
ごくちっちゃなものと思われかねないが・・・・・
しかし、小さいとおもわれるところに
タオの偉大な働きがあるんだよ。
何か仕遂げても、それを
自分が為(し)たとしない・・・・・・この自我のない、
こういう無邪気な働きこそ
偉大さの証拠なんだよね♪
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