タオの第20章 「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい♪

世間の人は

 

頭を使いすぎる。

 

頭を使う事はやめて

 

自分の内面のバランスをとってごらん。

 

すると心配や憂鬱がどんどん薄らぐ。

 

だいたい。

 

世間が「よし」とか「だめ」とか言ったって

 

それが君にとって何だというんだね?

 

「善い」と褒められたって

 

「悪い」と貶されたって

 

どれほどの違いがあるのかね。

 

みんながびくびくすることに自分も

 

びくびくしていたら、それこそ・・・・・

 

切りがないんだよ-------果てしないことになる。

 

そりゃあ、確かに

 

世間と仲良くすれば。

 

一緒に陽気に楽しめるさ。

 

宴会で飲み食いして騒いだり、

 

団体旅行で海外に出たりしてね。

 

一方、私みたいな人間はひとりきりで

 

うそうそしている。

 

目立たない存在で

 

ろくな笑い声も立てない。

 

みんな物をたっぷり持っているのに

 

こっちは何も持たず、

 

ひとり置き去りにされ

 

馬鹿みたいに扱われ

 

まごまごしている。

 

他の連中は陽(ひ)のさすところにいて

 

こっちは独り、陰(かげ)にいる。

 

他の連中は素早く動いて手も早いのに

 

こっちはひとり、もぞもぞしている。

 

海みたいに静まりかえってくるし

 

風に吹かれてあてどなくさまよう。

 

世間の人たちは目的を持ち、忙しがっているが、

 

こっちは石ころみたいに頑固で鈍い。

 

確かに私は独り

 

他の人たちと違っているかもしれない。

 

しかしね・・・・・

 

自分はいま、

 

あの大自然(タオ)の母親のおっぱいを

 

好きなだけ吸っているんだ。

 

こう知っているから

 

平気なんだ、実際

 

いま、こうして吸っているだからね♪