道(タオ)の大なる働きは
太古から今にいたるまで
ちっとも変わってやしない。
しかし人間の手にかかると
崩壊現象を起こす。
じっさい、タオが
堕落しはじめたんで、人間は
仁義なんてものを説きはじめたのだ。
人間愛とか正義とかいうものが
必要になったわけだ。
なまじ情報や知識を発達させたせいで
大嘘や偽善や詐欺ははびこった。
道徳は孝行息子を褒(ほ)めるが、
ダメ親父が家族を放り出して
道楽するから、
孝行息子が出るのさ。
国家だっておなじ。
領主とか君主とかが、
まったく愚かでむちゃくちゃをやり
国が貧乏になって人民が苦しむと
忠臣なんかが出るのさ。
たしかに・・・・・・と思われます(笑)
tagPlaceholderカテゴリ: 翔氣塾, タオ 老子