タオの第15章 いつも「自分」でいること

むかしは

 

タオをよく体得した人がいて

 

 そのありさまは

 

 神秘的で暗く、遠く

 

 すべてに通じているようで

 

 どうにも測りようのない深さだった。

 

こういう人物を言葉で描こうとすると

 

 比喩的な言い方をするほかない。

 

その慎重な態度は

 

 危険な冬の川を渡る人のようだ。

 

 用心ふかいさまは

 

 見知らぬ森を通る人のようだ。

 

よその家を訪ねたお客みたいであり

 

 それでいて、人と交わるさまは

 

 氷が融けてゆくような滑らかさだ。

 

その素朴な様子は

 

 山から伐(き)りだしたばかりの白木(しらき)のようだし、

 

 心の広やかさは、大きな谷を思わせる。

 

とにかく取りとめなくて、

 

 その点では濁った水みたいであり

 

 濁ったままゆったりしているから

 

 いつしか澄んでくる・・・・・・・・そういう

 

 在り方なんだ。

 

安らかにくつろいでいるくせに

 

 いつも間にか動いている、

 

 そして何かを生み出している。

 

こういう人だから

 

 無理をしないんだ、

 

 タオを身につけた人というのは

 

 消耗しない。

 

古いものをいつしか新しいものにしてゆく。

 

いつも「自分」でいられて

 

 新しい変化に応じられるのさ(笑)

 

 

 

三才観伝承學「翔氣塾」

翔氣塾では天地人の三才を大切にし、九星気学の「占筮」と「義理(理論)」を学ぶ教室です。

二十四節気

小満(5/20日~6/4

万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る(暦便覧)

万物が次第に長じて天地に満ち始めるという意味から小満と言われています。

七十二候

麦秋至(むぎのときいたる)

麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから名づけられた季節。(小満:末候 )

大麦は世界最古の穀物の一つ。

およそ1万年ほど前から西アジアから中央アジアで栽培。奈良時代には日本各地で栽培されていました。

 

* 5月31日~6月4日ごろ

季節は初夏。

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