ｲｰﾁﾝﾀﾛｯﾄの64卦の31番に「沢山咸（たくざんかん）」。
明智（めいち）があふれる「離（り）」の後には、
幸せになるための道「咸（かん）」がくる。
易経の上経は宇宙・自然の天と地で始まるのに対して、
下経は人間の発端である男と女で始まる。
咸（かん）という漢字は「感（かん）」と同じ意味でも、「心」が下につくのと、
無い咸（かん）では大きな意味の違いがある。
「こころがない」ことで無心を表す。
無心とは邪念とか妄想が入る余地がない純粋な心をさす。
男女の組み合わせなら、若々しい邪念がない組み合わせ。
この卦が出たときには、心を無心にして他人を受け入れる事を教えてくれている。
邪念だらけの私としては・・・・・勉強になりますよね（笑）