黄帝内経 32.刺熱篇(しねつ)

黄帝内経 32番目は刺熱篇(しねつ)といい五臓の熱病についてと対処方法について教えてくれている。

身体内に熱が内攻し、臓の熱となった時の病症と治法が記されている。

 

①肝熱の病症

・必ず小便黄色

・腹痛

・ついつい「疲れて横になりたがる」
・身体中が熱い
・熱がひどくなると落ち着かなくなる
・胸や脇が苦しい
・頭痛
・胆経が引きつる
肝熱の時には頬が赤くなる
治療場所は、肝経と胆経、及び第五椎の下を治療する。

②心熱の病症

・気分が沈む
・胸痛

・胸苦しい

・嘔気

・頭痛

・特に眉間が赤くなる

・汗がでない
治療場所は、心経と小腸系、及び第四椎の下を治療する。

 

③脾熱の病症

・頭痛
・前頸部(ぜんけいぶ)の痛み
・嘔気
・身熱
・顔が青くなる
・鼻の先が赤くなる
・腰痛
・腹満
・下痢
治療場所は、脾経と胃経、及び背の第六椎の下を治療する。

 

④肺熱の病症
・悪寒
・風にあたるのを嫌う
・舌上黄苔
・身体熱い
・呼吸が苦しく咳をする
・胸や背が痛む
・頭痛
・汗が出て悪寒する
・肺熱は右頬が赤くなる
治療場所は、肺経と大腸経、及び背の第三椎の下を治療する。
写血するのも良い。


⑤腎熱の病症
・腰痛
・足や膝がだるい
・口渇く
・身体が熱い
・項が痛む
・足裏が熱い
・膝の周辺が冷たくだるい
・腎熱は顎(あご)が赤くなる
治療場所は、腎経と膀胱経、及び第七椎の下を治療する。

現代医学の病気で表すと・・・・
肝熱⇒肝炎
心熱⇒狭心症、高血圧
脾熱⇒膵炎
肺熱⇒肺炎
腎熱⇒婦人病や前立腺炎
単純に結びつけられはしないが、一部を含むらしい。

2012年6月の星翔先生が肺炎になり入院した事がある。

きっと、こんな症状が出ていたのだろうと思う。

意識して毎日を見て行きたいと思う私でした(笑)

三才観伝承學「翔氣塾」

翔氣塾では天地人の三才を大切にし、九星気学の「占筮」と「義理(理論)」を学ぶ教室です。

二十四節気

春分(3/21日~4/4

日天の中を行て昼夜等分の時也

(暦便覧)

昼夜の長さがほぼ同じ頃であり、この後は昼の時間が長くなって行く。

七十二候

雷乃発声

(かみなりすなわちこえをはっす)

遠くで雷の音がし始める 。

(春分:末候)

雷と言っても、恐れられることはなく、恵みの雨を呼ぶものとして喜ばれました。

3月31日~4月4日ごろ

季節は仲春

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