過日、品川駅付近を訪ねた際、非核平和都市品川宣言で、平和の象徴を捧げた母子像に出逢い、今日も亦五反田駅東口正面で母子像に逢えた。
母子像には各地でお出逢いますが、父子像には出逢ったことがない。
昔の映画だが、松本清張原作の“砂の器”で不治の病で苦しむ父とその息子が遍路姿で砂浜を歩いてゆくシーンに涙したことを想い出した。
父と幼い息子では明日への希望とか愛とか平和とかには不適切なんですネ。
どちらの母子像も母親に抱かれている子達は男の子に見えたが・・・。
星翔
※2004年、78歳で東京に出てきた当時の東京の街を絵と文字で綴ったコラムです。
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