なぜ、日本人だけが太陽を赤く塗るのか?

日本人は太陽を赤く塗る。
世界はどうかというと、殆どが黄色、オレンジです。


ではなぜ日本人だけが太陽を赤く塗るのでしょうか。
それは日本の国旗との関わりが大きいと言われていますが、
はたしてそれだけなのでしょうか。


赤(アカ)の語源は、夜が明けるから「アカルイ」そして「アカ」となりました。
また、赤(アカ)の「ア」は「アレ(現)」のア。

「カ」は「カガヤク(輝)」のカ。とも言われています。
いずれも赤は太陽と密接な関係にあります。


農耕民族の日本人にとって、太陽は作物を生長させてくれるもの。
太陽なしに地上の生物は生きることができない。

生命、エネルギーの源です。


また、古代神話の天照大御神は太陽神です。
日本人は昔から太陽を尊び、憧れ、愛着を持っていました。

赤を太陽の色として尊んでいるのです。


ちなみに世界の人が太陽を黄色く塗るのは見た目だけではないようです。
中世ヨーロッパの占星術の影響からきていると言われています。
占星術では天体の運行と色とが関連づけられ、
太陽は黄色、月はシルバー、火星は赤、水星は青か黄色、金星は緑、木星は紫、土星は黒と

それぞれに色が当てはめられています。


世界の太陽の色はここから来ているようです?