今日は二十四節気の一つ「秋分」です。
秋のお彼岸の中日。
昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
これから冬にかけて夜が長くなり、秋が深まっていきます。
昼と夜の長さが同じになるといわれていますが、実は昼の方がまだ若干長いそうです。
知りませんでした。
天文学的には地球が秋分点を通過する日(日本時間)となってます。
この秋分の日が祝日になったのは1948年(昭和23年)。
そもそも農村では春分の頃に豊作を祈り、秋分の頃に豊作を祝う自然信仰があり、
山の神様である先祖の霊を春分の頃に山から里にお迎えし、
秋分の頃に里から山へお送りする儀式が行われていたそうです。
これが仏教の浸透とともに秋分の日を中心に、この一週間を「秋彼岸」と言って、
各家々では、お墓参りに行ったり、先祖の供養が行われるようになってきたようです。
坊さんのビジネスモデルにやられたという感じですね(笑)
また、宮中では、明治時代に秋分の中日を「秋季皇霊祭〔しゅうきこうれいさい〕」として、祖先をまつる日となったそうです。
これらが国民の生活に定着し、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日として「秋分の日」が制定されたそうです。
先祖によって、今現在の自分があることに感謝ですね。
易たま
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